ホッケの干物、薫製
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ホッケには大きく2種類あり、北海道近海で獲れる真ホッケ(いわゆるホッケ)とロシアなど北方で獲れるキタノホッケ(いわゆるシマホッケ)に分けられます。 一般にホッケといえば真ホッケを指し、キタノホッケはほとんどが輸入物です。 ホッケの漁獲量で日本最大級を誇る稚内では、年間を通して水揚げありますが、ホッケは春頃から盛んに餌をとり始め、それが脂肪に変わる6月から9月頃までが干物に適した脂のりの良い状態となります。 稚内周辺海域は日本海とオホーツク海の交わる栄養分豊富な海流が広がり魚の生息に適した岩礁帯も数多く好漁場となっています。中でも宗谷岬北東部に位置する尻臼とよばれる海域は夏になると大型で身の厚い良質のホッケが数多く漁獲される事で漁民には知られております。
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