【海抜3,300メートル】ペルー・アンデス高原の白金
インカ天日塩の故郷、『ペルー・アンデス高原ウルバン渓谷』。その中に位置する『マラス塩田』。ここで収穫される塩は、代々インカ皇帝に献上されていたことから『インカの白金』と称えられ、遠くボリビアの商人もはるばる買い求めに来たと言う。 海底の隆起によりアンデス山脈が形成されて行く過程で、地中深く閉じ込められた海水がマラスの岩塩層へと成長する一方、アンデスの雪解け水が大地に染み込み、岩塩層と出会い、溶け合い、地下に巨大な塩水層を形成した。以来、ウルバンバ渓谷の塩水源泉からは毎分300リットルの天然塩水が湧き続けている。 谷に沿って棚田状に整備されたマラス塩田に天然塩水は引きこまれ、アンデスの太陽を浴びながら結晶の時を待つ。インカ末裔の村人により『耕す』と表現するにふさわしい手が加えられた後、谷を駆け降りる風が『枯らし』の工程を演出する。こうして人と自然の技巧により旨みが凝縮した『最高の天日塩』となり、『インカの白金』という呼称を得た。
キョウダイマーケット
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