201505 02
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アメリカ・オクラホマ州タルサ出身の写真家/映画監督Larry Clark（ラリー・クラーク)。10代の頃から薬物を摂取するなど、自己破壊的な若者文化の真っただ中にいました。1971年に自叙伝的な、自身の故郷をタイトルにした写真集「タルサ」を発表。アメリカの闇を捉えた作品は、当時、高い評価を受ける一方で大きな論争を引き起しました。95年にはNYのスケーター青年ハーモニー・コリンが19歳で書き上げた脚本を映画化『KIDS/キッズ』で映画監督としてデビュー。それから20年となる今年、自身初の新作『The Smell of Us』が公開。舞台はパリ市立近代美術館のすぐ裏のドーム。色気のある主演のLukas Ionescoは写真家イリナ・イオネスコの孫。脚本にはナント出身の若き詩人S.C.R.I.B.E.を抜擢、他のキャストにもまだ若く無名のキャストと作り上げた、ラリー・クラークの現代版「New Kids」をぜひご覧下さい。映画と並行して撮影されたスチール写真集の本作は超限定部数での発行で、ラリー・クラーク自身のサイトでもプレオーダーの時点ですでにsold outという希少本。日本でもごく限られたショップでしか手に入りません。
代官山蔦屋書店ヤフー店
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